「1月26日は相場が動く!?投資家必見GDP!」

投資をやるなら見なければいけない経済指標として前回解説した「米国雇用統計」と並ぶ

【最重要の経済指標】があと2つあります。

それが『アメリカGDP』『FOMC政策金利発表』です。

最低でもこの3つの経済指標を抑えておかなければ「投資」はできません。

今回はそのうちの1つ、『アメリカGDP』について解説していきます。

みなさんも小学校の授業で覚えがあるはずですが、いざ「GDPを説明してくれ」と言われると「うっ…なんだっけ…?」と感じる方もいらっし
ゃるのではないでしょうか?

お子さんに「GDPってなーに?」って聞かれた時に答えられるくらいにはしておきましょう。(笑)

GDPがいつ発表されるのか、どこを見たらいいのかまで解説していくので、投資経験者もこれから始める人も要チェックです!

そもそもGDPって?

GDPという言葉を耳にすることがよくあると思いますが、いったいなんなんでしょうか?

GDPとは、Gross(総計)Domestic(国内の)Product(生産)の略で日本語訳で、「国内総生産」と呼ばれています。

意味としては、国内で新たに生産されたサービスや商品の付加価値の総額で

もっと簡単にいえば「国で一定の期間内に国民が働いて稼いだお金の合計」ですね。

このGDPを見ればその国の経済の状況、成長率が一目でわかっちゃうんです。

単純に

GDPが拡大→経済成長率UP

GDPが縮小→経済成長率DOWN

という見方ができます。

しかし、このGDPには【名目GDP】と【実質GDP】の2種類が存在します。

名目GDP

名目GDPとは、GDPをその時の市場価格で評価したものです。

例えば、去年おもちゃを10万個作って100円で販売したら生産額は1千万円。

今年はおもちゃを11万個作って110円で販売したので生産額は12.1千万円。

今年と去年を比べると、2.1千万円の生産額が増えたので

GDPは0.21%増えたことになります。

生産量と販売価格が違いますが、前年と比べて

「金銭的にどのくらいの変化があったのか」

が分かるのが名目GDPです。

実質GDP

実質GDPとは、名目GDPから物価の変動の影響を差し引いたものです。

去年おもちゃを10万個作って100円で販売したら生産額は1千万円。

今年はおもちゃを11万個作って110円で販売したので生産額は12.1千万円。

名目GDPでは去年と今年をそのまま比べていましたが、実質GDPは物価変動を除外して計算するため、去年と同じ販売価格だとして

100円×11万=1.1千万円となります。

これが実質GDPの出し方になりますね。

「じゃあ名目GDPと実質GDPのどっちをみればいいの?」ってなりますよね。

GDPの成長率が分かるのは実質GDPの方です。

実際にテレビや新聞などで耳にするGDPは「実質GDP」で、重要視すべきはこっちになりますね。

過去のデータや他国と比較するときも実質GDPの成長率で比べるのが一般的です。

米国GDPの発表時期

GDPは四半期ごと、つまり3ヵ月に1回のペースで発表されています。

発表日は1.4.7.10月の下旬で日本時間では22:30です。

ただし、サマータイム(夏時間)と呼ばれる時期は発表時間が1時間早まり、

3月の第2日曜日~11月の第1日曜日までは21:30の発表となるので注意しておきましょう!

GDPの発表は3段階

GDPは速報値、改定値、確報値の3段階に分けて発表されます。

始めに大体集計した速報値が発表され、次にそれを修正した改定値、最後に確報値の順になってます。

この中で最重要視されているのは速報値なんです。

速報値は短期的な景気判断をすることが目的とされていて、少し大雑把な結果として発表されるので改定値や確報値とはぶれることがありますが

「発表後、相場に影響が大きく出るのは速報値」です。

前にも説明しましたが、経済指標とは予想と発表値の差がとても重要視されます。

そのため、GDP速報値が予想より上回っていたら「ドル高円安」に、

GDP速報値が予想より下回っていたら「ドル安円高」に動きやすいとされています。

まとめ

GDPは国の景気をおおまかに把握できる指標で、中長期的な景気の変動を把握することができる指標です。

実質GDPを前回と比べて、数値が上回っている=経済的に成長している

と読み取れるので「今後アメリカは景気が良くなりそうだぞ」って判断できちゃうんです。

GDP自体は各国で発表されていますが、やはり世界経済の中心であるアメリカGDPは注目度が別格です。

そして今月末の1月26日の22:30にアメリカGDPの速報値が発表されます。

今回の記事を思い出しながら、「予想と発表値の差」と「その結果相場がどう動いたか」に注目してみてください。

為替市場でいったらドル絡みの通貨ペアは大きく動く可能性が高いですし、日経平均株価にも影響がでるかもしれませんね。

経済指標はいくつもあるため、「このGDPを把握していれば大丈夫!」というわけでありませんが、

知らなければ国の経済状況が分かりませんし、発表時に大きな損失につながることも考えられます。。

最低でも前回の『米国雇用統計』、今回の『米国GDP』、そして次回解説する『FOMC政策金利』はしっかりとおさえておきましょう!

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