ドル円相場が動く理由はこれ?!FOMC政策金利発表!

『ドル円相場が動く理由はこれ?!FOMC政策金利発表!』

最重要視すべき経済指標として『米国雇用統計』と『米GDP』を前回、前々回で解説したのを覚えているでしょうか?

今回は3つ目の『FOMC政策金利発表』について解説していきます。

これもまたアメリカの指標ですが、以前にも話したように「世界経済の中心」であるアメリカの経済状況は、世界の様々な国の景気や通貨に大きな影響を与えます。

そして相場を動かす要因は数多くありますが、通貨の流動を促す要因となる代表格がFOMC政策金利発表です。

「政策金利」についてはアメリカだけでなく、日本を含めてどの国でもあるものなので

「政策金利?初めて聞いたよ…」って方は今回でしっかり理解しておきましょう!

FOMCって?

FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で

アメリカの金融政策を決定する会合のことです。

FRB(アメリカの中央銀行で日本でいう日銀)の理事7名と地区ごとの連邦準備銀行総裁5名で構成されていて、

日本の「日銀金融政策決定会合」がアメリカのFOMCにあたりますね。

FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と「政策金利の利上げ、利下げ」の判断をしています。

政策金利と利上げ・利下げ

政策金利とは中央銀行が一般の銀行にお金を貸す際の金利のことです。

一般的に政策金利は、

「景気が良い時には高く(利上げ)」

「景気が悪い時には低く(利下げ)」

設定されます。

経済状況は悪ければもちろん、良すぎても「悪」

とみなされてしまうんです。。

景気が良ければ物価が上昇し、お金の価値が下がるのでインフレが懸念されるため

利上げをおこない、世の中に出回るお金の量を減らそうとします。

反対に景気が悪ければ物価が下落し、お金の価値が上がるのでデフレが懸念されるため

利下げをおこない、企業や個人がお金を借りやすくして設備投資や個人消費を刺激して景気を回復させようとします。

このように「経済のバランスを取るため」にFOMCでは政策金利を調整しているわけですね。

利上げされると相場はどう動く?

なぜ政策金利によって相場が動くのか?

それは利上げや利下げによって通貨の流入・流出が起きるからです。

例えば、日本の金利が低くアメリカの金利が高い場合、

投資家は「金利が低い円より金利が高い米ドルを持ってる方が儲かるぞ」ってなります。

このような金利の低い通貨を売り、高い通貨を買う動きが為替相場を動かしています。

基本的にアメリカの金利が上がる(利上げ)となれば、円安ドル高の流れになり、

反対に金利が下がる(利下げ)となれば円高ドル安になります。

FOMC政策金利発表はどこを見ればいいの?3つのポイント!

1.「利上げ・利下げがされるか」の予想と「実際にされたかどうか」の結果

事前の予想では利上げされる見通しだったけど、発表時には見送られたなんて場合は

「なんだよ~期待してたのに…」って感じる投資家が多いためドルは下落し株価も下がりやすいです。

2.どのくらい金利が変わったのか

予想通りに利上げされたパターンでは次に「どのくらい金利が上がったのか」が大切です。

これも事前にこれくらい金利が上がるだろうと予想がでるので、その予想と結果の差で動いたりします。

何度も同じことを言いますが、経済指標では「予想と結果の差」が重要視され、この差が大きければ相場も大きく動くことは絶対に忘れないで下さい!

3.声明

金利などの数値以外にもこの「声明」がとても注目されます。

声明には景気、物価、政策運営に関するFRBの考え方が示され、将来の金融政策の方向性を予測する上で非常に重要な材料となります。

声明を聞いて「10月に利上げしそうだな」とか「FRBはアメリカの経済状況を好調とみているな」などの予測がたてられるので必ず併せて声明も見るようにしましょう。

まとめ

FOMC政策金利はさまざまな材料からアメリカ経済の現状を把握し、「金融政策を決めなおす場」です。

その結果によって金利が変わるため、ドルを中心とした多くの通貨が流動し為替相場を大きく動かすことにつながります。

そしてFOMC発表時に見なければならないポイントは

1.「利上げ・利下げがされるか」の予想と「実際にされたかどうか」の結果

2.どのくらい金利が変わったのか

3.声明

の3つです。

FOMC政策金利発表からはアメリカ経済の現状と今後の政策についてFRBがどう考えているかが把握でき、為替相場の予想などができるので大注目です!

『米国雇用統計』『米GDP』『FOMC政策金利発表』の3つを含む経済指標は投資をやる上で「必須」となる情報なので毎回チェックしましょう!

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